仁泉鍼灸院(鍼灸・はり灸取扱)|東京都武蔵野市吉祥寺

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下痢の鍼灸治療(はり灸治療)

下痢とは?

下痢になると、便がやわらかくなったり水の様になるほかにも腹痛、嘔吐、発熱などの別部位の不調が伴う場合があります。 特に、大腸では水分が吸収されなくなる脱水症状が起き、注意が必要です。

まず、下痢が起こるメカニズムを説明しましょう。

1:水分の吸収力が低下する

不規則な生活習慣や精神的なストレスなどが重なると腸の機能が低下し、水分を十分に吸収できなくなります。 吸収できない水分はそのまま排泄されるため、水分の多い下痢の症状となります。

2:腸の分泌液が過剰にでる

ウイルスなどの菌が入り込んだ時や消化に悪い食べ物などを摂った時に、腸は菌を早く排泄しようとするために分泌液を過剰に出します。 これによって、排泄時の水分量が多くなります。

3:腸のゼンドウ運動の活性化

香辛料やカフェイン、アルコールなど腸を刺激するような食べ物を摂った場合に、腸内を通過させるための動き(ゼンドウ運動)が 活発になってしまいます。この状態だと内容物の移動が早すぎるので腸で水分を十分に吸収できずに下痢の状態になります。

下痢の鍼灸治療(はり灸治療)

一過性の下痢や、慢性の下痢に、鍼灸治療(はり灸治療)はたいへん有効です。鍼灸治療(はり灸治療)をすると、自律神経の副交感神経が興奮します。副交感神経というのは、身体をリラックスさせる神経で、寝ている時や休んでいる時に働く神経です。そして、この副交感神経が胃腸の働きに関与しています。仁泉鍼灸院の鍼灸治療(はり灸治療)は、『接触鍼法』という独自の鍼技術で治療を行います。この『接触鍼法』が通常の鍼治療よりも副交感神経を興奮させ、腸の働きを活発にし、下痢の症状を改善します。そして、下痢にはお灸が大変有効で、下腹部や仙骨部へのお灸によって体幹部の血行を促進し、冷えを取り除きます。

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