仁泉鍼灸院(鍼灸・はり灸取扱)|東京都武蔵野市吉祥寺

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眩暈(めまい)の鍼灸治療(はり灸治療)

眩暈(めまい)の鍼灸治療(はり灸治療)コース
約40~50分:6,750円(初診料1,080円)

眩暈(めまい)とは?

西洋医学的治療では、残念ながらすっきりとめまいが治らない場合があります。
また、肩こりによる血液循環の悪さに伴うめまい、あるいは自律神経のアンバランスによって起こるめまいなど、原因によってはお薬よりも鍼灸(はり灸)の治療のほうが効果的なことも多いのです。

しかし、まずはめまいを発症させた日常生活を見直す必要があります。これは東洋医学に限らず、西洋医学の医師も同じことをおっしゃると思います。

1:規則正しい食事

栄養が不足すると低血糖になりやすくなるほか、血行不良も起こり、めまいが起こりやすくなります。栄養バランスのとれた食事を、1日3食規則正しくとりましょう。

2:お酒は控えめに

アルコールは脳の機能を低下させるので、めまいが悪化することがあります。

3:コーヒーは控えめに

コーヒーを飲み過ぎると、カフェインの作用によって興奮したり、眠りが浅くなったり、不眠になったりしてめまいの原因になることがあります。 一杯を楽しんで飲むようにしましょう。

4:タバコは控えめに

ニコチンは血管を収縮させ、血行を悪くするため、めまいが起こりやすくなります。 この機会に禁煙をおすすめします。

5:充分な睡眠をとる

睡眠不足によってめまいが起こりやすくなります。できるだけ同じ時間に寝て、同じ時間に起きるようにして、生活のリズムを整えることでめまいを防ぐことができます。

6:ストレスをためない

ストレスの原因となっていることを取り除くか減らす工夫が必要です。また、適度な運動や趣味などで気分転換をし、ストレスを上手に発散してください。

以上の生活改善をお願いした上で、鍼灸治療(はり灸治療)を進めていきます。

めまいの多くは耳に原因があります。東洋医学では耳は腎(腎臓そのものではなく、腎臓が担っている働きなど、広い範囲を示す概念)が司っていると考えます。そこで、腎の経絡を整えることをします。また、めまいそのものの原因となったり、悪化の原因である自律神経の調整に鍼灸(はり灸)はとても役立ちます。

自律神経は交感神経と副交感神経によって成り立ちますが、鍼灸治療(はり灸治療)によって副交感神経が高まることが知られています。交感神経は戦いの神経と呼ばれ、緊張させる働きをしますが、副交感神経は反対のリラックスさせる作用を担っています。過剰な心配やストレスで交感神経ばかりが興奮している状態を、副交感神経を高めることによって鎮静させ、緊張を解きほぐしていきます。

また、緊張や疲れからくる肩こりにも直接はり(鍼)を施し、筋肉をゆるめることができます。硬い筋肉によって阻まれていた血行が改善し、脳に充分な血流が届くようになります。これにより、めまいが改善されるのです。首の筋肉や靱帯に問題がある場合も、鍼灸(はり灸)の治療によって改善が可能です。

眩暈(めまい)の鍼灸治療(はり灸治療)

鍼灸治療(はり灸治療)の場合、問題のある局所だけでなく、全身のバランスをみながら治療いたしますので、めまいの治療といってもはり(鍼)やお灸をする場所は手や足、ときにはお腹などに及ぶ場合もあります。めまいの原因がさまざまであるように、めまいだからといって患者様全員に、同じツボに鍼を打つとは限りません。それが「鍼灸治療(はり灸治療)はオーダーメイド治療である」と言われるゆえんです。症状が出たということは、病に至るまでの過程があり、土壌があったということです。症状をとることだけに留まらず、全身の健康状態そのもの、さらには心身の健康に至るまで改善していくのが鍼灸治療(はり灸治療)の特徴であり、良さでもあります。ただ、慢性化しためまいの場合、改善までに長い時間が必要になることもあります。あきらめず通院されることをお勧めいたします。

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