仁泉鍼灸院(鍼灸・はり灸取扱)|東京都武蔵野市吉祥寺

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交通事故 自賠責保険でのむち打ち症の鍼灸(はり灸)治療

交通事故が原因のむち打ち(むちうち)症とは

仁泉鍼灸院吉祥寺では交通事故による後遺症(主にむち打ち(むちうち)症の鍼灸(はり灸)治療を積極的に行っております。
むち打ち(むちうち)症 という総称で呼ばれていますが、整形外科ではむち打ち症は正式な傷病名ではなく、頚椎捻挫、バレー・ルー症候群、神経損傷などの診断を受けることになります。

むち打ち(むちうち)症と一言で言っても、症状はひとそれぞれです。
主に痛み(首の後ろ、前部、側面、頭部、頚椎、腕)コリ感(首、肩、背中)首が動かない(首が回らない、動かすと痛い)めまい、目のかすみ、目の疲労感、吐き気や握力低下、足や手の指先の麻痺など、かなり多様な症状があり、さらに交通事故の直後には感じない不調も、数日~数週間経過してから症状が発生して悩む方もとても多いのも交通事故でのむち打ち(むちうち)症の特徴と言えます。
むち打ち(むちうち)症は、重大な衝突事故だけでなく、低速で走行している最中の事故やとても軽い追突事故でも発症します。事故を想定していない状態で急な負荷がかかり(特に首にかかりやすいです)むち打ち(むちうち)症は発症してしまいます。

軽い事故でも後から症状が出てしまい、長期間苦しむことになってしまいます。交通事故に遭ってしまったら必ず医師の診断を受けましょう。

むち打ち(むちうち)症の原因とそれぞれの症状

頚椎捻挫・頸部挫傷

頚椎捻挫とは、頚椎(首の骨)の周りについている筋肉や靭帯の損傷で、むち打ち(むちうち)症と呼ばれる症状の約80パーセントがこれに該当すると言われています。頸部挫傷は、頚椎周りの筋肉の損傷のことを呼びます。
頚椎捻挫・頸部挫傷の症状は、主に痛み(首の後ろ、首の前面、側面、頭部、頚椎)、筋肉の過緊張(コリ)(首、肩上部、背中)、首が思うように動かない(運動制限)、首を動かすと痛い、腕のだるさやしびれ、痛みなどが代表的です。

神経根症状(神経損傷)

脊髄から出る神経を支える根元(神経根)が事故の衝撃で引き伸ばされたり、急な衝撃で圧迫されて、さまざまな症状を引き起こします。
神経根症状(神経損傷)の主な症状は、首の痛みや倦怠感、頭痛、腕の痛みや痺れ、顔の痛みなどです。
椎間板ヘルニアの原因にもなり、普段痛みや辛さがなくても、くしゃみなどをした時、首を大きく曲げた時に症状が強まる場合もあります。

後頸部交感神経症候群(バレー・ルー症候群)

事故による大きな衝撃で神経に傷がつき発症します。後部交感神経が損傷し、脳、脊髄の血流が低下して自律神経が崩れ、さまざまな症状を引き起こすと考えられています。
主な症状は、不眠、めまい、だるさ、抑うつ、頭痛、めまい、耳鳴り、吐き気、などかなり多様な症状があります。
原因が確定しずらく、目のかすみ、流涙、動悸、発汗なども見られるため、診断・治療が難しく、事故が原因であるのにもかかわらず、なかなか辛い症状が相手がたに伝わらず、悩む方が多くいます。

脊髄損傷

脊髄は脳から脊椎の中を通って多くの神経と連結している非常に重要な器官です。
この脊髄が損傷すると歩行障害や麻痺、知覚の障害が起こることがあり、足の方にに伸びている神経が損傷すると足の痺れや知覚障害が起こり、歩行障害につながることもあります。また、膀胱や腸の障害が発生し、排便や排尿の後遺障害として残ってしまう可能性が高く、むち打ち(むちうち)症の中でもかなり深刻です。

脳髄液減少症(低髄液圧症候群)

交通事故の衝撃で脊髄内の髄液圧が上昇して硬膜が損傷し、髄液が漏れ出てしまう症状です。
頭痛の方が多いですが初期に頭痛がよく起こります。この症状は気圧や磁場、天候などの環境による影響を受けやすいのも特徴です。
脳髄液減少症(低髄液圧症候群)の症状はとても多く、気分の上下、頭痛、疲労感、ふらつき、めまい、など不定愁訴であることが多く、非常に診断が難しいものです。
MRIなどの専門的な診断方法を用れば診断が可能ですが、専門医でないと交通事故との因果関係を証明するのは困難と言われています。

むち打ち症の診断はまず整形外科それから鍼灸(はり灸)院に受診

むち打ち(むちうち)症の治療は、整形外科または鍼灸院・整骨院・接骨院などで行いますが、交通事故直後は、整形外科で診断を受けましょう。

むち打ち(むちうち)症の症状には、交通事故との因果関係が問われる場合があり、交通事故にあったことを正確に医師に申告して診断を受けておかないと、後に症状を訴えても事故による負傷だと認められない、示談交渉において不利になってしまう場合があります。

整形外科での治療

整形外科ではむち打ち症の治療も行いますが、症状の改善を目的とする治療であり、痛み止めとシップをもらうだけではなかなか改善しないのが現状です。
しかしながら交通事故によって負った怪我を証明するためには、レントゲン検査やMRI検査の可能な整形外科での診断が必要です。
診断を受けた後、むち打ち症に詳しい鍼灸院等で治療を続けることがお薦めです。

鍼灸院での治療

それでは鍼灸院での治療について、詳しくご説明いたします。

鍼灸(はり灸)治療を自賠責保険で受けられるのか?

金融庁、国土交通省のガイドラインでは、国家資格を持った、医師、はり師、きゅう師、あんまマッサージ指圧師、柔道整復師の治療行為は自賠責保険の保障範囲としています。詳細はこちら

仁泉鍼灸院吉祥寺では交通事故による後遺症(むち打ちや、怪我の後遺症、患部の痛み)の治療を多数行っているため、安心して鍼灸(はり灸)治療を受けていただけます。

当院では痛みのないやさしいはり灸治療で施術を行いますが、むち打ち(_むちうち)症をはじめとする様々な交通事故後遺症に非常に有効です。

鍼灸(はり灸)治療を自賠責保険で受けられるのか?

自賠責保険についての正しい知識を身につけよう

交通事故が原因のむち打ち(むちうち)症には自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)が使えます。

交通事故での後遺症の約半数がむち打ち(むちうち)症と言われています。しかし、むち打ち(むちうち)症に対しての正しい情報は非常に少なく、インターネットや噂のレベルで、むち打ち(むちうち)症は治らない、自賠責保険が使えない、後遺症として認められない、後遺障害認定が取れない、などという間違った情報が流れてしまっている現状があります。正しい情報を入手して、辛い体調を少しでも快方に向かうように治療をすることが重要です。また、病院や鍼灸院などに通院する際に発生する通院慰謝料など正しい知識を身につけた上で正当な請求をする必要が有ります。

仁泉鍼灸院吉祥寺では各損害保険会社の担当の方と直接お話して、請求業務、治療計画の相談をしていきますので、患者さまは煩わしい手続きは一切いりません。治療にかかる費用もすべて、保険会社より鍼灸院に支払われます。(回数の制限はありませんが、期間は3~6ヶ月くらいが慣例とされています)

万が一、自賠責保険の担当者が「鍼灸は対象外です」とおっしゃる場合、間違い(もしくは認識不足)ですので、再度規定を確認し、必要であれば当院に直接問い合わせをされるようお伝えください。(搭乗者保険は別です)

最後に

交通事故の後遺症は本当に辛いです。骨が折れている、血が出ている、という見た目にははっきり見えないむち打ち(むちうち)症は多くの交通事故患者さんを悩ませています。鍼灸(はり灸)治療は症状改善の大きな後押しになります。少しでも辛い症状がある方はご相談、ご質問だけでも一度ご連絡をいただければ良いご提案ができると自負しています。交通事故後遺症(むちうち、けが、骨折の後遺症、その他辛い症状)でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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